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ピーマンの病気と害虫について


ピーマンの病気と害虫をまとめました。どのような虫や病気が発生するかを確認し早期に対策する事が収量アップに繋がります。




【補足】ピーマンの白果は8月以降に発生しやくなります。原因は7月〜8月の整枝作業が遅れたことが要因です。忙しい時期ですが整枝作業もスケジュールに必ず組み入れましょう。





【補足】ピーマンの黒果は6月や9月以降に発生しやくなります。原因は夜温の低下、翌日直射日光が強い日に発生します。枝の整枝作業は適度に実施し葉や枝を除去しすぎないようにしましょう。





【補足】ピーマンの赤果は9月以降に発生しやくなります。原因はピーマンの木の老化、生育不良などが原因となります。緑交じりの変色は売れづらいですが、赤ピーマンは栄養価も高くカラーピーマンとして販売できるようになります。





【補足】ピーマンの日焼け果は7月、8月の高温と直射日光が強い日に発生しやすくなります。過度な整枝は控えることと適期で収穫を素早く実施、またハイカルックなどのカルシウム資材投与も日焼け果予防に効果がありそうです。





【補足】ピーマンの変形果は1年を通して発生します。低温や高温などの温度変化が原因と言われております。販売としては加工用としてC品や産直市場であれば販売することも可能です。





【補足】ピーマンのコブ果(子持ち)は6月〜7月に初期に発生が多くみられます。原因は遺伝性のものだと言われており対策することは難しいかと思います。変形果同様で産直市場であれば販売することも可能です。





【補足】ピーマンの尻腐れ果は7月〜8月の夏場に発生しやくなります。原因は高温、乾燥、カルシウム欠乏、チッソ不足が原因となります。高温が予想される1週間前にハイカルックなどのカルシウム資材を早期に葉面散布するようにしましょう。





【補足】ピーマンの灰色カビ病は年中通して発生します。原因は低温や湿度が高くなると発生します。枝の整枝作業や下葉の除去はもちろん、サイドの換気を徹底しハウス内に空気の流れを作ることが重要です。





【補足】ピーマンの斑点病は8月以降に発生しやくなります。原因は多湿と肥料切れが起きると発生します。換気の徹底はもちろんですが、追肥を適期に実施し肥料切れによる生育不良には注意しましょう。






【補足】ピーマンの菌核病は年中通して発生します。原因は低温加湿、過繁茂によるカビの発生が考えられます。蔓延すると節々が折れ収量が大幅に低下しますので適時防除を徹底します。






















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